(c)shinichi kyousen suzuki2003 / 無断転載お断りします
松井如流 自詠自書の世界
閉じる
粉雪がふるよひねもす影引きて たえず戰ふごとくにふれり
はつ冬の山脈の肌みな黒し 富士白々とその上に立つ
朝日現代書道
20
人展 (昭和
35
年)
冬がれのあしのひとむら聲なくて元旦の日はひたひにあつし
この冬の姿を見よと欅立つ 晴れつづく日の真青なる空
うすづく夜ひかりてらねば雪のある
畑のあたりがさらにしづけし
(c)shinichi kyousen suzuki2003 / 無断転載お断りします